就労ビザの書類と携帯電話番号が用意でき、住所が確定したら、次は銀行口座を開設します。
(インターネットバンキングでログインするとき、何か処理をするとき等SMSを認証に使うので、携帯電話番号を先に用意した方がいいのです。携帯電話番号の入手についてはこちらの記事をご参照ください。https://mameputk.blogspot.sg/2017/09/blog-post_22.html)
シンガポールには世界の様々な銀行が支店を出していますが、シンガポール本店の銀行かグローバルに個人向け事業を行っている銀行での口座開設が一般的でしょうか。
シンガポール本店の銀行はメジャー順に、
・DBS
・OCBC
・UOB
DBSとUOBのATMが隣同士で設置してあったら、DBS側は長い列、UOBは待つ人なし、といった具合にメジャー度違います。OCBCはそもそもATMが少ないような・・・(ちなみに、DBSはPOSBを買収したのでPOSBのATMも利用可。)信用度は変わらないと思いますけどね。インターネットバンキングのシステムもどちらも日本より進んでいるかと。
グローバル口座が便利な銀行は
・HSBC
・Citi
かと思います。
渡星後、就労ビザのカードや給与明細がない中でも、口座開設に応じてくれるのはDBSでした。(OCBCは不可、給与明細がどうのこうのと言われました。UOBは試していません、OCBCで断られて心が折れました。。。)
クレジットカードも同時に申し込むことができます。シンガポールではクレジットカードを使えるお店も多い(※)ため、その場で申し込むのもありですし、オンラインでも簡単に申し込むことができます。収入によって発行条件が明確に決まっており、それを満たしていればすぐに発行されます。
※ ホーカーや小さい主に飲食店ですとクレジットカードは使えません。ただ、モールに入っているような飲食店ですとNETSというデビットシステムでキャッシュレスで支払ができます。
シンガポールの銀行口座開設に必要なものを確認したいと思います。
- DBS
- パスポート
- EP/DP/Spassカード*
- 住所がわかるもの+(MoMが発行したIPA他、雇用契約書、水道光熱費の請求書、携帯電話料金を月額で支払う契約書や請求書 などなど)
+ 部屋の賃貸契約締結する際に行う印紙税納付の証明で代用可でした
頭金は開設時に必要なく、月末とか??までにATM(入金専用、そこら辺にたくさんある引き出すATMとは別)に入金します。
Webで見つけられなかったのですが、2015年8月時点ではS$1,000必要でした。
- OCBC
渡星後すぐはEPカードがないとか、住所証明書類がないとかで開設できないかもしれませんが、給与振込口座にすると利率がよくなるのでお勧めではあります。360 Accountといいます。
- パスポート
- EP/Spassカード
- 頭金 S$1,000
- 住所を証明するもの(月々支払の携帯電話料金請求書や別の銀行取引証明書)
- UOB
- パスポート
- EP/Spass/DP
- 住所を証明するもの§
- S$500(頭金は必要ありませんが、口座維持手数料を無料にするには月間の平均残高がS$500以上にしておきます。開設時に担当者に渡せば入金してくれます。)
個人口座はSaving Accountです。小切手はあまり必要ないと思うのですが、必要な場合はChecking Accountという口座を作ることになります。
UOBは無料で作れるChecking Account(預金口座Saving Accountと兼用)を勧められるかもしれません。
・国籍がある国での個人を特定するもの(写真、生年月日入り)
・シンガポールに居住する証明(雇用契約関連、EP/Spass/DPカード)
・シンガポールでの書類郵送先の住所がわかるもの
が必要なのかなという感じです。
シンガポールに着いたばかりですと、銀行Webページに書かれている書類そのものがなかったりするかもしれませんが、注釈したように上3つを保証できるような書類があればDBSは応じてくれる印象でした。(逆に、OCBCはWebページの通りのものがないとだめ。)
担当者によってはだめかもしれないので、そのときは会社に書類を作ってもらえば大丈夫です。会社の名前(恐らく登記番号もあった方がよい)と住所、口座開設者の名前(就労ビザ番号も入れてもらう?)と住所をきちんと入れておいてもらうようにしてくださいね。