ノアです。2015年よりシンガポール在住。現地採用夫婦でツツマシク暮らしています。現地採用で海外で働く!を基本に情報共有できればと思っています。

Dec 12, 2017

シンガポールの観光ベストシーズン


2017年12月時点

住んでまだ2年半程度、長期出張がないので年間通してシンガポールをみています。
シンガポールに住んでいているからわかる視点でシンガポールへの旅行ベストシーズンについてまとめたいと思います。



  • 気候は熱帯気候。よって、一年中高温高湿度
シンガポールは日本から近そうで遠い、遠そうで近い。
華人がメイン、英語も通じる、ビジネス出張者も多い、とのことで身近に感じる方も多いのかなーと思うのですが、実は赤道直下にあります。
赤道直下といわれると、、アフリカのイメージ(単純)。

Google Mapより。シンガポールの文字のすぐ下の点線が赤道。

シンガポール政府機関が気候に関するいろいろなデータを掲載していました。
1982年から2016年と割と長期間の平均値ですので、地球温暖化の影響で最近はもっと厳しい/極端な気候になっているかもしれませんが、こちらの中から、より観光に影響するデータを参照していきたいと思います。

出典:Meteorological Service Singapore(MSS)
http://www.weather.gov.sg/climate-climate-of-singapore/


月別気温

Extremeは気にしなくていいですね。
最低気温は24~25度、最高気温は30~32度。

最高気温が32度平均になるのは4月のようですね。感覚的には5-6月が一番暑い気がしますが。スコールの多さにもよります。
ちなみに、最近の東京の7-8月の最高気温は28~33度程度のようです。

シンガポールは日が昇るのが遅いです。日が出ているのがざっくり7時から19時。
朝7-8時は、半袖Tシャツだけではちょっと涼しいなあと感じる温度ですが、それ以降はもう暑いです。屋外は。なので、この時間帯が最低気温の24-25度ではないかと思います。

月別時間別の気温グラフもありましたので掲載しておきます。
月別時間別気温

27度以下は青系の色つかって涼し気に見せていますが、体感はオレンジとか黄色程度ですけど。


次は湿度をみてみましょう。
<湿度> 縦軸が月別、横軸が1日24時間の中での変化。

年間通して大体同じように70~90%くらいで高湿度。
旧正月のあたりが、湿度70%をきるようですね。

地中海性気候のように、朝夜気温が少し下がって、乾燥しているから肌寒い、とかありません。
夜になってやっと息苦しさが軽減されるといった感じです。


次は雨天日数のグラフです。
月別雨天日数

11・12月がやや多く18日で、50-60%の日で雨が降り、2月は28日しかないことを考慮しても30%程度の日でしか雨が降らないというデータになっています。
他の月は40%程度です。

おかしいな、旧正月のあたりが雨季って聞いたのですが・・・
(MSSによると、"there is no distinct wet or dry season in Singapore"だそう!)

個人的な意見として降水量はみなくていいと思っています。
降るときはスコールで外を歩きたくないくらい降るからです。
むしろどのくらいの間降っているかが気になります。


ということで、雨の降りやすい時間帯もみてみましょう。
月別時間別降水(右横Rainの濃淡は降水量と思われます)

降水日数の多い11-12月は、特に午後にわたって雨が降りやすく、3-5月は17時前後で多いということです。
なるほど・・・屋内のオフィスワーカーとしては、通勤の時間帯に降らないでくれればいつでもいいよ!(あ、休日は夜中のスコールが助かります)といった感覚で、いつ降っているかあまり気にしていませんでした。



  • ヘイズの影響



忘れていけないのはHaze!!!
シンガポールのヘイズは、インドネシアで焼き畑したときの粒子が飛んでくることが影響しています。

景色が悪いとか、それだけではなく、健康に影響するので、屋外での観光は避けてください。
スコールでもなぜか改善しなかったり。。。

これが一番やっかいで、旅行に来星することを避けるべき時期だと思っています。
どの時期が多いかという平均値は探せなかったのですが、10月あたりの印象です。

2015年は本当にひどくて、休校やマスクの配布がありました。
10月だけではなく11月に入ってもしばらく続いていました。

その後2016・2017年はあまりなかったです。
ごくたまに、「今日はヘイズのにおいがするなあ」という日が数日あったくらいです。
インドネシア政府への交渉がうまくいったのか、2015年に焼き過ぎて、焼けるところが少なかったのか・・・

本当にひどいと日本でもニュースになると思いますが、気になる方はぜひシンガポール政府のサイトで確認してみてください。
24-hr PSIの数字が100近いとだいぶ良くないです。。

http://www.haze.gov.sg/




  • 年間のイベント


シンガポールの祝日は宗教と関わるものが多く、その年によって祝日の日付が異なります。
MoMが発表していますが、日本語の方がわかりやすいと思いますので、在シンガポール大使館の休館日カレンダーを引用します。

在シンガポール大使館休館日より
http://www.sg.emb-japan.go.jp/itpr_ja/about_holidays_next_year.html

印、10種11日がシンガポールの祝日です。少ない。。
日本ですと16種類(日曜日に重なったとき振替休日があるものとないものがある)。加えて、年末年始の分は元旦で1種類カウントですが、12月30日から1月3日まで5日間かそれ以上に休みという。

祝日多いがその分残業が多く有給休暇を消化できない日本か、祝日が少ないが残業せず有給休暇を消化か最後には買い取ってもらえるシンガポールか。

話がそれました。

Hari Raya PuasaならKatong界隈、National DayならMarina周辺、DeepavaliならLittle India界隈がそれぞれにぎわい、混雑しています。
けれども、街はおおよそ機能しているといえると思います(すみません、まさに当日に当該地に行ったことがないです)。

しかし、旧正月は違う!!!

中華系が76%(2017年6月時点)を占めるだけあって、お店の閉まり具合が半端ないです。
大きなモールでも個々のお店はかなり閉まっていたり、旧正月前日は短縮営業だったり、レストランや美容院が旧正月プレミアムをのせたりしています。

旧正月2日間はみんな家にいるそうなので、ホテルなんかはすいているといった話も聞きます。
といっても、この時期は不便なので観光はおすすめできないです。



  • シンガポール人が旅行する時期

とあいまいな見出しですが、要はスクール・ホリデイの期間は、家族で旅行に行く人が多いです。
シンガポール航空などの席が埋まりやすいので、早めに座席を確保した方がいいと思います!

スクール・ホリデイは、6月と11月下旬~12月のものが長いです。
一年で一番暑い時期と雨の多い時期ですね。
他に、3月中旬と9月初旬に1週間ほどの休みがあります。



  • セール時期

日本でも最近そうですが、はっきり「この日から開始」という境界が薄くなっているようなのですが。

旧正月後の1週間ほどは日用品も含めて全体的にセールモードです。

一部の高級ブランドもセール参戦するのは、6月のGreat Singapore Sale(GSS)、ブラック・フライデーとその週末とその後そのままクリスマス商戦へ、といった具合です。
ただ、最近はGSSよりもブラック・フライデーの方が盛り上がっているように感じるというシンガポール人談も。

また、ファッション類は年中ちょこちょこセールしているのですが、旧正月後の冬物(!)セールはお得だと言われています。
一通りそろっていて、そんな売れずセールになるという。冬物は高いですしね。



  • 結論

いままでいろいろ書いてきましたが、観光の主目的によって異なると思います。

屋外の観光がメインでしたら、雨が少なめの2月(旧正月後)と7-9月。
夏物ブランドセールなら6月初旬(後半になると品薄になります)。
冬物ブランドセールなら12月上旬。


良い旅を!

Dec 4, 2017

【パース旅行】オーストラリアの観光ビザを申請する



2017年11月時点

先日オーストラリアに旅行してきましたが、その際観光ビザの申請でちょっと失敗してしました 苦笑。
失敗経験でわかったことや、紛らわしいビザがいくつかありましたので、まとめておきたいと思います。




  • 外国人がオーストラリアに観光で入国する際は観光ビザが必要

日本のパスポートの強さに慣れてくるとだめですね。ビザの申請が必要かどうか確認を怠るようになりました。

ビザを申請済でないと、オーストラリア往きの航空券を発券してもらえません。

しかし!

空港で申請を忘れたことに気づいてもあきらめないでください!
Webサイトには「less than 1 day」かかると書いてありますが、10分くらいで処理が終わった実績があります。


実際の経験です。

チャンギ空港に着き、発券処理に向かう。

機械ではエラーとなったので、係員のいるカウンターへ向かう。

カウンターで「ビザ申請しましたか?」と聞かれる。
「日本人だからビザいらないでしょう?」
「いや、必要だから。フライトは何時だ?時間ないからあっちのカウンターで手続きしてもらいなさい。」
「・・・」

インフォメーション・カウンターにて。
「費用いくら?」
「$40」
(たかっ)
「自分で申請するといくら?」
「$10」(実際はAU$20です)
「じゃあ自分で申請します」

というわけで、フライトの2時間くらい前にスマホで申請しました。

終わってすぐカウンターへ行くと、

「申請処理されていないので発券できません」
「・・・。ついさっき申請しました。このまま待ちます」

と、5分ほどその場で待機し、無事発券してもらいました。。



  • ビザ申請のWebページ

ビザ申請はElectronic Travel Authorityといい、同じ名前を使っている国はいくつかある(そりゃそうだ)ので、検索する際には「Electronic Travel Authority Australia」とするのがいいと思います。

現在は以下のURLとなっています。
https://www.eta.immi.gov.au/ETAS3/etas?locale=en&tab=&submit=apply

いきなりStep1が始まります。
黄色にハイライトした部分を正しく選択し、次に進んでください。



  • ビザの種類と費用

一部の国(主にヨーロッパのようす)は申請費用がただなのですが、申請は必要になります。eVisitorというのですが、残念ながら日本は含まれていません。
日本人は「Electronic Travel Authority (subclass 601)」の対象となっています。

http://www.border.gov.au/Trav/Visa/Appl/Visitor





  • 出発当日にWeb申請した感想


LCCは待ってくれないという焦りの中での作業でした。

申請の1ページ目にあるように、全部で7ページ繰っていかないといけません。

Androidではきちんと表示されないWebページがありました。
選択しなければならない、入力しなければならない場所を表示できない・・・なんてハプニングもありますので、PCで事前に申請しておくといいです(当たり前か)。


Nov 30, 2017

シンガポールの(裏)お土産~Himalayaシャンプー&コンディショナー



2017年12月時点


直接肌につけるものではないので、あまりこだわりがない、日本から持ってくるには重たい、ということで、シャンプー&コンディショナーはシンガポールで調達したいと思いました。


しかし、シンガポールの日用品は高い。


海外生産の商品しか見たことがないですが、自由関税なのになぜ!?シンガポール人そんな金持ちだっけ??


話が逸れました。


割高なものは買いたくないけれど、やっすいもの使って髪の毛がキシキシになるのも困る。
まあとりあえず、少し前に流行り始めたノンシリコン売っていないかなーと調べてみたところ、インド産のその名もHimalayaというシャンプー&コンディショナーを見つけました(覚えやすいですね ^ ^)
高くないし、日本人からの評価が高い。

試しに使ってみたところ、すごくいい!!

気になるお値段ですが、GiantでS$9あたりが定価のようです。
インド系の店員さんのいる雑貨屋でたまたま見かけてS$7.9で買ったこともあります。
Little Indiaのドラッグストアやムスタファでももちろん売っているのですが、いくらだったかな・・・

インドの物価がまだ安いからなのでしょうか、シンガポールに輸入されてきても高くない。

ちなみに、Giantよりお高いスーパーFair PriceやCold Storageでは見つけたことがありません。GuardianにもWatsonsにもない -_-
それにどのGiantでも見つけられるわけでもない。

すごくいいのに残念すぎる・・・!
というかムスタファまで行くの面倒・・・!!

ですので、旅行で探される際はムスタファ行ったついでに買ってしまってくださいね。
Himalayaを取り扱っているGiantを探す時間がもったいないです。


種類はいくつかありまして、香りの好みで選ぶのがいいかなと思います。
効能も数種類あるのですが、あまり違いはわからなかったです ^ ^;

私のおすすめは、Lotus & Chickpea!
蓮の花の香りがとてもいい感じなんですよ~

日本へのばらまき土産としてはもちろん重たいのですが、家族への分くらいは持っていけるしいいなと思います。
インド行くのは大変ですしね、いろいろな意味で。
シンガポール・オリジナルではないので、裏土産としました。


成分に詳しくないので、「〇〇入っています/入っていません」というコメントができません。
シャンプーの表に「Free from Parabens, Silicons, SLES」というのだけ理解しました。

ご参考になればと思い、成分が書かれた写真を載せておきます。


シャンプー


コンディショナー


Nov 28, 2017

シンガポールの(裏)お土産~UNIQLO


2017年11月時点

ザ・シンガポールのお土産というわけではないのですが、UNIQLOでの買い物についてちょっとコメントしたいと思います。

ポイントは、

  • 日本のユニクロとシンガポールのUNIQLOでは、特に新しい商品が店頭に並ぶタイミングが異なる
  • シンガポールは、日本の定価の2-3割高程度
  • シンガポールも日本と同様にちょこちょこセールをする
  • シンガポールがセール価格になると、日本の定価と同水準になる
  • ちなみに、シンガポールでも冬物も含めて一通り品ぞろえがある

といったあたりかなと思います。

つまり何がいいたいかというと、
日本で買いそびれた商品をシンガポールで躊躇なく買うことができる
というです。

シンガポール在住で、しばらく日本に帰国する予定がない、日本は冬物になってしまう、迷っていたら日本の在庫がなくなってしまった、というアイテムをシンガポールのUNIQLOで買えます。しかもラッキーなことにセールしていたら、日本で買うのとほぼ同じ価格で(人気商品は値引きしないですよね!)。

日本在住でシンガポール旅行する予定があれば、日本で人気で売り切れてしまったアイテムや色を買える(シンガポールでの売れ筋と日本での売れ筋が異なることも多い、シンガポールで流行るのが遅いことが多い)。

といった具合です。

具体例をあげます。

  • レーヨンエアリースキッパーカラーブラウス(長袖)/Rayon Skipper Collar Long Sleeve Blouse
日本では大きいサイズの白のみですが、シンガポールではSから幅広く全色展開です。
値段は、定価1990円・セール価格1290円 対 定価S$19.9(=1650円程度)。
日本のWebサイト
シンガポールのWebサイト


  • ワッフルクルーネックT/Waffle Crew Neck 3/4 Sleeve T-shirt

売り出された時期に日本にいなかったのでどのくらい流行ったのか(流行っているのか)わからないのですが、インターネットで見る限りではけっこう話題になったアイテムです。

日本では売り切れてWebサイトからはなくなっています。
シンガポールのサイトでは見つからなかったのですが、11月頃新商品として到着し、サイズSからXLまで、オフホワイト・ベージュ・ネイビー・赤と全色店頭にあります。
値段は、定価1500円 対 定価S$19.9(=1650円程度)



逆に定番商品は待てるのでしたら日本で買う方がお得になることが多いかもしれないです。


ご参考までに中心地で品揃えのよい店舗をあげておきます。
ちなみに、店舗一覧はこちらで確認できます。


  • ORCHARD CENTRAL STORE (GLOBAL FLAGSHIP)

181 Orchard Road, Orchard Central, Singapore 238896
Somerset駅直結モール


  • ION ORCHARD STORE

2 Orchard Turn, #B2-38/#B3-51 to 52 Singapore 238801
Orchard駅直結モール


  • SUNTEC CITY STORE

3 Temasek Boulevard, #01-382 to 386, Suntec Singapore Convention and Exhibition Centre, Singapore 038983
最寄Esplanade駅(Promenade駅からでもSuntecモールをぐるっと歩いてたどり着けます)

Nov 19, 2017

チャンギ空港のクリスマス・デコレーション2017


2017年11月時点

チャンギ空港のクリスマス・デコレーションがかわいかったので紹介したいと思います。

空港にキティカフェができたように、どうもサンリオとのコラボが多いようなのですが(市内でもサンリオキャラクターみかけますよ!)、今年のクリスマス・デコレーションはこんな↓感じでした!


  • 出国審査前
出国審査前エリアは、自動チェックイン機をデコレーション。
キティ、マイメロディ、キキララ、ポムポムプリン、ぐでたまがありました。






  • 出国審査後

中央付近の出国審査を終えた広場です。
キキララとマイメロディの大きな飾りがありました。
キキララは残念ながらそりの中に入って写真を撮ることはできないのですが、マイメロディは触ることもできます。



以上、ターミナル1の写真でした!

他のターミナルは2017年はどんな飾りなんでしょう?
チャンギ空港の公式ページをのぞいたら、特集ページがありました!



やはり、、といいますか、メインはターミナル3(と2)のようですね。
私がみたターミナル1のデコレーションは控えめな方だったようです。一番簡素なターミナルですからね。


さらに!ターミナル3では、11月18日から12月24日までの土日、午後4時から6時にキャラクターと写真が撮れるそうです。
Grab the perfect opportunity to cuddle up with them and take photos on weekends at the Mystical Garden from now to 24 December 2017.
Gudetama: 18 and 19 November
Little Twin Stars: 25 and 26 November
My Melody: 2 and 3 December
Cinnamoroll: 9 and 10 December
Pompompurin: 16 and 17 December
Hello Kitty and Dear Daniel: 23 and 24 December.
Venue: T3 Departure Hall - ImmigrationMeet and greet time: 4pm and 6pm 

他にも子供向けにplay groundを特設したり、相変わらず凝っています。
play groundは午前10時から午後10時までなので、その時間にトランジットで余裕がある方はのぞいてみるといいですね!
空港でS$30以上買い物したレシートが必要なアトラクションもあるので、ぜひ公式ページでご確認を。

最近のマイメロディは耳が垂れているのが多いんですね。
耳が立っている方がうさぎらしくて好きなのですが、垂れている方がかわいらしく写るのだろうか。。

Nov 16, 2017

【雑感】シンガポールの住居についておもうところ

2017年11月時点

前々からですがシンガポールの住居についておもうところあり、メモしておこうかと。
不動産の専門家ではないのと、実体験や友人知人から聞いた話をもとにしていることをことわっておきたいと思います。



  • つくりが雑、ほんとうに。特に内装。

わかりにくいですが矢印が指しているつなぎ目からボタボタ
洗濯機につながる水道管が水漏れをはじめました。新築入居1年9か月です。
大家さんがコンドのマネジメントオフィスに聞いたところ、このような水漏れは初めてとのこと。

本当か!?
他の大きい世帯はメイドさんが家事しているから、気づかないだけじゃないの!!

まあとにかく、我が家はごくごく普通に使っていましたので。というか、特殊な使い方とかないし。

水回りで言えば、2ヶ月前くらいに洗面所の下、壁につながるところからも水漏れが。こちらは1日に数滴とかその程度。
大家さんに見せたら、
「ほんのちょっとだから大丈夫」
って、そういう問題か!?
でも余計なお金かかるのが嫌なので、こちらは様子見という名の放置策をとることにしました。水が垂れるところにタオル敷いております。

そうこうしているうちに、スイッチのカバーが外れた!!
最近不具合が再発していただけにショックでした。


そもそも入居時からいろいろ不具合ありました。でも、これシンガポール標準と聞いていたので、キレつつ割り切って対応しました。
・シャワーの出が悪い
・シャワー室の天井から水漏れ
・壁の塗装にひび
・トイレの給水管から水漏れ
・最近気づいたけれど、部屋の床そもそもたわんでる
左側と右側でレールがみえている幅が違う。窓がまがっているのか?床がまがっているのか?

マネジメントオフィスから対応してきたコンド全体の問題
・窓ガラスの交換(!!)
・備付ダイニングテーブル設置部分の補強

できて1年以内のことです。

どんだけ先見性ないねん。
デザイン重視しすぎ。
でもって、複雑なデザインの内装をきれいに仕上げる技術なし(これは政府としても改善したいと思っているらしいです)。

ということでデザインについて。


  • 住みやすさは二の次
長く住むことを前提としていないとしか思えないです。
建てては壊し、建てては壊し。住居余っていると思うのだが、新しいコンドがにょきにょき建っています。

実際、一年中高温多湿で、スコールも毎日、数日おきにあるし、海近いし、建物はいたみやすい様子。

でも、これ↓はないでしょう。
室外機を上から見下ろしている。扉は床上90cmくらい。扉というか窓。ここからしか入れません。
エアコン室外機へのアクセスです。
高い敷居をよじ登らないと出られません。
3ヵ月に1度掃除しないといけないって国をあげてきまっているのに!!
意味不明です。メンテナンスするときのこと考えていないよね!!!


「シンガポールの住居は新築だと不具合がたくさんあるから、2組目がいい」か??
2年目近くなってから新しい不具合でています。
だったら、せめて家具も設備もすべて新品の部屋に入居するわと思います。

超がつく高級住居に入っている超えくすぺんしぶな人の住居(築7年)とかでも、たくさん修繕したとか。
高いからってメンテナンスいいわけじゃないのね。


というわけで、シンガポールで不動産投資ってリスク高くない?
価格高騰していますから、そもそも投資対効果低いけどね。


  • 最近の賃貸料金

2~3年前がピークで、現在は価格落ちています。
子供なし夫婦なら、S$3500/月も出せば、新築で広い部屋を借りられます。
CBDへのアクセスも20-30分程度の場所で、です。CBD内ならS$4000/月くらい?
子供部屋として2LDKがいいというなら、新築・通勤20-30分でS$4000~S$5000。

単身駐在員とかでS$5000/月とかいいカモです。
大体、CBD内だって駅から遠かったり、ちょうどいいバスがなかったら通勤20-30分かかるからね。
人事部が金銭感覚に乏しいのは結構いろいろな企業で言えることだなと思います。
(賃貸契約での制限とかでエージェントが値段吊り上げているみたいですが)

こんな簡単に検索できるYO!



関連記事 よければこちらもご参考に。

Nov 13, 2017

シンガポールで家賃交渉しました



2017年11月時点


そろそろ2年の賃貸期間が終わる(早い・・・)ということで、大家さんと直接賃貸の交渉をしました。


2年前に借りたときは、Property Guruで探し、契約した部屋がたまたま不動産会社が仲介するものだった(といってもWebサイトに載っている部屋はほとんど不動産会社が仲介)ので、不動産会社を介して契約しました。


不具合を解決し、ほっとした頃にまた不具合・・・といった部屋ではありますが、高級コンドの部屋でも多数不具合が見つかるとのことで、さらに2年くらいは同じ部屋でいいかなーという方向性になりました。


「もうすぐ契約終わるけど、次どうする?」

と大家さんから聞かれ(不動産会社の担当者より早かった!)、

「話し合いさせてください」

と伝え、最近の不動産市場をリサーチしました。


シンガポールの不動産市場は、たしか3年前あたりでピークを迎え、その後、上がり始めたという話は聞いていませんでした。
そこかしこでコンド建てているし、供給過多だろうという予想。



Property Guruより

上のグラフは適当にRaffles Place近辺を選んだら出てきたものです。
Raffles Place近辺とはビジネス・エリアのとても便利な地域です。

見事に下がっています。。

ということで、賃料上がるのはあり得ない。

そして、本当は下げたい。

S$100か?S$200いけるか??

同じコンドの同じ間取りの賃料も調べてました。

「家賃交渉可」となっていた部屋も多いし、窓から見える別棟の16部屋中3部屋も空いているし、公示価格がどれだけ堅い金額なのかわからないけれど、、、今の賃料は下限のままでした。

うーん、値下げってもしかして厳しい?
むしろ値上げされちゃう??

いや、値上げはあり得ない。きれいに使っているし。空白期間の方が大家さんには痛いはず。
じゃあ、値上げなら引越し。相場からしてS$200値下げは厳しいかもしれないから、S$100値下げで交渉。という作戦となりました。





結果は、、、

S$100値下げに成功!


今は不動産会社に仲介料を取られているのですが、更新後は直接契約になる分大家さんとしてもS$100くらいは許容範囲だったようです。

「・・・! S$100くらい問題ない!そちらは賃料が安くなって、自分は仲介料を取られないで、Win-Winだよ」


いやーよかったです。

もうS$100ないしS$50くらいさらに値下げできたのかも・・・とちょっと悔しくなるくらい、大家さんは喜んでいました ^ ^;

Nov 9, 2017

シンガポールのアフターヌーン・ティ― ~ランディングポイント@フラトンベイホテル


https://www.fullertonhotels.com/jp/the-fullerton-bay-hotel/the-landing-point.html


2017年9月時点

湾にせり出したフラトンベイホテルのランディングポイントでのアフターヌーン・ティ―のご紹介です。

フラトンベイホテルには他にもラウンジがあるのですが、ランディングポイントの席が一番海に近く、マリーナベイサンズもよく見えます。涼しいところから!
https://www.fullertonhotels.com/uploads/9/8/1/8/98182264/the_landing_point_afternoon_tea_menu.pdf

飲み物は30種類くらいある紅茶の中から選べます。
途中で種類を変えることもできます。

食べ物は、写真のような3段スタンドに、ペストリー、サンドイッチ、ミニバーガー等がのって出てきます。
通路側にブッフェ形式で少し用意されていましたが、内容はスタンドに乗ったものとほとんど同じでした。

食べ物にかんしては、他のハイティ―と比べると種類が少なく、豪華さに欠けるかもしれません。

もちろん景色はかなり良いです!
より海に近い席は2人席ばかりでしたが、6人くらいまで使えそうなソファー席が1つありました。

景色重視で、軽くアフターヌーン・ティーを楽しみたい方におすすめです。


◆The Fullerton Bay Hotel内 The Landing Point(正面から入った右手です)
住所・・・​80 Collyer Quay Singapore 049326
URL・・・https://www.fullertonhotels.com/jp/the-fullerton-bay-hotel/the-landing-point.html
予約・・・メールで可能
アクセス・・・マーライオンパークの南端、EW・NS線Raffles Place駅が最寄

Nov 6, 2017

シンガポールで外食 ~イタリアン@Monti



2017年11月時点

Restaurant WeekでイタリアンのMontiに行ってきましたので、紹介したいと思います。


Montiと聞いてもピンとはこないと思いますが、お店の外観をみると場所わかりますかね!?

マリーナ湾にせり出している球体の建物(ベイサンズ側じゃないよ!)、そこにMontiが入っています。


中に入ると、まずはバーゾーン。

そこから奥に下がると食事をメインで楽しめるようなエリアになります。

つまり、窓から少し遠くてもマリーナ・ベイがよく見えるということですね!
一段高いバーゾーン

バー・ゾーン近くではバンドの生演奏もありました。
レストラン全体で聞こえるのですが、演奏している様子が見やすいのはバー・ゾーンです。
19時くらいからリハーサルがその場で始まり(!)、21時頃から本格的な演奏になっていました。


わたしたちはディナーでしたので、窓に近いテーブルでした。
海面がかなり近くて、海の上で食べているような気分になります。

中は広々していて、内装もおしゃれです。




Montiから見える夜景



レストラン・ウィークのメニューは、パン、前菜、メイン、デザートでした。
前菜、メイン、デザートはそれぞれ2つの選択肢から1つを選べました。
どれもおいしそうだったので、2人で全部を選択。
最後、ドリンクはついていなかったので追加注文しました。

ちょっと足りないかなーと思いながら、近くで大皿のパスタを食べる家族を観察・・・
お茶をたくさん飲んでよしとしました。

味は、イタリアンらしく、素材の味がする味付けでおいしかったです!
デザートはもう少ししっとりした感じがよかったかな。




パンとパンにつけるオリーブオイルとバルサミコ酢
パンがあったかくておいしかったです

前菜(左がNegitoro、右がCapon Broth)


メイン(左がBraised Beef Short Rib、右がPan Seared Snapper)


デザート(左がTiramisu、右がMille Feuille)


レストラン・ウィークで利用しましたが、普段でもそこまで高くないので、気軽に入れる雰囲気です。
少しドレス・アップして行きたい雰囲気のレストランではありますが、ドレス・コードはないでしょう。
Tシャツ、サンダルでも気兼ねなく利用できるかと。

涼しい屋内で、マリーナの夜景を楽しめるレストラン・バーです。

店員さんたちも感じは悪くなかった。がんばってた。
でも、お皿もドリンクもさげるのが本当に早い。そこまで混んでいないのに!!
ドリンクって原価率の低い儲かるメニューだと思うんですよね。
席に余裕あったら、ドリンクメニューでも出して、ゆっくり飲んでもらえばいいのに。。。
このあたりは値段相応のサービスってところでしょうか。


◆Monti
住所・・・​82 Collyer Quay, Singapore 049213
URL・・・http://www.monti.sg/
予約・・・メールで可能
アクセス・・・One FullertonとFullerton Bay Hotelの間、EW・NS線Raffles Place駅が最寄

Nov 2, 2017

シンガポールの税金(個人)



2017年10月時点

シンガポールの諸々税率が低い、かからないことは有名ですが、個人で支払う税金について日本と比較したいと思います。



  • 所得税
日本と同じで累進課税です。
税率表はこちらに掲載されています。過去分も見ることができます。




ちなみに、YA2017とは2017年に支払う税金のことなので、計算対象は2016年1月から12月の所得になります。

表の下には、
For YA 2017, a Personal Tax Rebate of 20% of tax payable, up to maximum of $500 is granted to tax residents. 
とあります。
シンガポール政府の資産運用がうまくいっているからでしょうか。上限S$500として、税額の20%が減額されます。
例えばYA2015ですと50%、所得税が半額になったのです!安いですね。

また、Personal Reliefの中で、デフォルトで年齢に応じた控除があります。
デフォルトとしたのは、SRS(Supplementary Retirement Scheme)口座への入金もPersonal Reliefの対象となるためです。
SRS口座については後ほど説明したいと思います。
https://www.iras.gov.sg/IRASHome/Individuals/Locals/Working-Out-Your-Taxes/Deductions-for-Individuals/Earned-Income-Relief/

30歳、年収S$60,000を例として、所得税を計算してみましょう。

(S$60,000-S$1,000)=S$59,000が所得税計算(Chargeable Income)の対象となります。
S$59,000は税率表の上から3番目のGross Tax PayableにあるS$550がまずかかります。
S$59,000-S$40,000=S$19,000分の税率は7%なのでS$1,330です。
合計でS$1,880が所得税なのですが、YA2017ですと上限S$500で20%が戻されますので、S$1,880*20%=S$376が減額されます。
つまり、S$1,880-S$376=S$1,504がYA2017の個人所得税となります!

年収をS$60,000としていますから、税率2.5%ですね。


< 日本の所得税とのざっくり比較 >

同程度の年収で比較してみたいと思います。
S$60,000をS$1=80円換算で、480万円とします。
https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2260.htm
480万円*20%-427,500円=532,500円
532,500円÷480万円=11.1%

ざっくり11.1%となるようです。



  • 所得税を支払う流れ
12月末で年度が切り替わり、3月頃から手続きを開始していきます。
支払手続きは自分で行います。(駐在員は会社がやるところもあるようですが)

会社に勤めていることを前提にしますと、人事部が1月から12月の所得を計算し、シンガポール当局(IRAS、Inland Revenue Authority of Singapore)にfiling=(電子)申請します。
https://www.iras.gov.sg/irashome/default.aspx

人事部がfilingを完了すると、いついつから手続きを開始できるか連絡がくると思います。
指定された期間(2月から3月頃)に、自分個人のTax Portalサイトにログインし、申告されている昨年の所得が間違いないことを確認します。
Portalサイトのログインではスマホ番号での認証がありますので、番号が変わる際は注意してください!

金額に問題がなければ、手続きを進めるボタンを押してください。
1か月後や3か月後(!)に支払うようSNSで連絡が届きます。問題ないのに時間がかかることもあるので気長に待つしかありません。

支払催促が届いたら、例えばご自分の銀行口座から振込を行います。
支払番号のようなものをTax Portalで確認することができるので、その番号を打ち込めば簡単に振込ができます。

延滞金をとられたりしたら気分が悪いので、数日後にTax Portalにログインし、着金していることを確認しています。

所得税額の決定や支払済等の連絡は郵送でもあるのですが、遅いことが多いです。



  • Supplementary Retirement Scheme(SRS)について
日本のiDeCoに少し似た課税先送りスキームになります。
シンガポール人・PRは年間S$15,300まで、外国人は年間S$35,700までSRSスキームを使うことができます。

SRS口座に入れたお金は当分使用しない、将来のための資産分のみにします。
退職年齢(現在は62歳)より前ですと、Penalty Feeとして引出金額全額に対して5%で課税されます。
退職後ですと、引出金額の50%が課税対象から控除され、Penalty Feeもかかりません。

破産した場合、障害を負った場合、等の緊急事態に陥った際には、Penalty Feeがかからなかったり、引出金額の50%課税控除があったりしますので、そのような状況は想定しなくて大丈夫です。

また、外国人ですと、初めてSRS口座に入れた年から10年経つと50%課税対象控除とPenalty Fee免除となりますが、一度に全額引き出す必要があります。

SRS口座を作れるのは、DBS、OCBC、UOBのみです。
ただ免税対象とするだけで預金しておくのはもったいないので運用しますよね?運用を開始するまでの手続きは結構時間がかかります。
銀行口座を開設、銀行でSRS口座を開設、銀行口座にリンクした証券口座開設、SGX口座も開設して、SGX口座と証券口座をLinkageさせて・・・といった手続きがあります。
銀行口座開設時の担当者が気が利くといいのですが、、まあそういったことはあまり期待せず、メールや店舗訪問等で一つずつクリアしていきましょう。

参考URL
http://www.mof.gov.sg/MOF-For/Individuals/Supplementary-Retirement-Scheme-SRS
https://www.iras.gov.sg/IRASHome/Schemes/Individuals/Supplementary-Retirement-Scheme--SRS-/