ノアです。2015年よりシンガポール在住。現地採用夫婦でツツマシク暮らしています。現地採用で海外で働く!を基本に情報共有できればと思っています。

Aug 1, 2015

引っ越し ~日本からシンガポールへ


2015年8月時点

どのような手順、様子で海外引越をしたかまとめたいと思います。


・航空便か船便か

航空便ならほとんどタイムラグなしで届きますが、スーツケースに必要なものをできるだけ詰め込んで、残りは船便にしました。
重いものを気兼ねなく運んでしまいたかったですし、1か月くらいならどうにかなるだろうと。
(航空便は重いほど値段があがります。船便は体積が重要。)

所要時間目安通り、ほぼ1か月後に届きました。


・引越業者を選ぶ

いくつか他業者さんにも見積もりをもらいましたが、料金は大差なかったです。
海外引越は長距離で乱暴に扱われることを想定し、段ボールも厚手のものとなるそうで、
少し安くて、弱い段ボールが届いても嫌だし、
通関で何かトラブルがあっても嫌だし、
ということでやはり大手の日通かヤマトに絞られました。

日本通運 https://www.nittsu.co.jp/kaigaihikkoshi/index.html
クロネコヤマト http://www.y-logi.com/service/kaigai/service/index.html

結局、私は何かと荷物が多くなりがちですし、不定形にも対応できるので、段ボール個数ではなく、決められた枠というか、スペースを買う形の引越パックのあった日通を選びました。

私が利用したときは、「海外単身パック」といって専用ボックス(大きなトローリーに自分の荷物を一式入れてパッケージにしてもらう感じ)を利用しました。
国内引越でも荷物の少ない方はこちらを利用するのでは?


パックSでも収められそうでしたが、バッグを入れると補償限度額が足りなくなりそうだったので、パックLを選択。
正解でした!ラストスパートでがばがば荷物を増やすこともできましたし!
費用は保険料込で16万円程度。
ちなみに、SサイズとLサイズの容量は以下の通りでした。

ちなみに、ヤマトの段ボールはA4書類を入れるのにちょうどいい大きさのものがあるので、いつもそちらを選ぶという友人もいました。
メインは衣服だからーとか思いがちですが、実際書類って重たいし、急ぎでなかったりするので、たいていは船便で送ると思います。それがぴったり入ると、引越したばかりで収納が足りないときなんか便利だろうなと思います。
それから、ヤマトさん、シンガポールで結構がんばっているようなので使い勝手いいかもです。
(けれども、日通の特に海外でのオペレーション自体は何も問題なかったです!日本で資材が足りなかったり、ラベル送付忘れとかありましたがw)


 ・料金プランを決めたら

パックを決めたら、業者に依頼して資材をもらいます。
詰められるものからどんどんパッキングしていくのですが、セルフパックを選んだので、自分で通関用の書類を書きました。
 服: A枚、BBB円(相当)
 バッグ: C個、DDD円 ・・・
という具合です。
何かあったときにきちんと補償を受けるため、著しく値段が異なるアイテムについてはまとめずに個別で書いておきました。(何も問題なく届いたので、実際どのように影響するかわからないのですが・・・)

業者と受け渡し日を指定し、取りに来てもらいます。
セルフなので、担当者さんたちがばーーーーっと段ボールをトラックに詰め、書類を渡して終わり!

受け渡し時にすべてが確定している必要はありません。どこで受け取るか、どの飛行機で渡星するのか等等。
なにせ1か月の余裕がありますから。
さらに言うと、荷物がシンガポールで通関後も多少の期間(1か月くらい?)は日通さんの倉庫で預かってくれるそうです。
(いくら日通さんでも日本外の倉庫は清潔さに不安があるので、私はすぐ受け取りましたが。)

なお、通関をスムーズにするため、とのことで詳細なフライト情報も引越業者にお渡しし、手続きに利用してもらいました。(何を出してくださいーこれでは情報が足りなさそうですーといったことはガイドして頂けるので大丈夫です。)


・いざ荷物を受け取る

シンガポールでは、日曜はサービス業が大体お休みのようですが、土曜の特に午前中なら対応してもらえるところが多いです。
受取もあっという間で、業者(英語話せるのが一人いたかいないか・・・)がきて、ばーっと段ボールを置き去り、書類にサインして終わりです。
不備があったときに後で面倒なので、その場で必ず、しっかり、自分の段ボールが全部届いているか確認しました。

段ボールはとてもきれいな状態で運ばれてきました☆(感動)
Webページを見た感じですと、数十個の自分の段ボールたちは、さらに大きな段ボールか何かにまとめて入れられ、ばらばらにならないように、汚れないように梱包した状態で、船に載せてくれるようでした。
そしてそのまま倉庫で保管され、配送直前でほどいてトラック(街中を走るトラックは汚いょ)に載せる模様。


というような流れで無事引越を終えました。
初めての海外で、早口シングリッシュ聞き取れないし、全部自分で手配して、潔癖症気味で、いろいろ不安もありましたが、何とかなりましたよ。

ちなみに段ボールがきれいで丈夫だったので、しばらく収納ボックスとしてしばらく使用していました。便利だったー